「車検の案内が届いたけれど、軽自動車だといくらくらいかかるの?」。
2年に一度のこととはいえ、見積もりを見て驚いた経験がある方も多いはずです。軽自動車の車検費用は、どこで受けても同じ「法定費用」と、お店や車の状態で変わる費用に分かれています。中古車や届出済未使用車(登録だけを済ませた未走行の車。以下、未使用車)に乗っている方は、年式によっても金額が変わります。さらに2026年は、自賠責保険料の値上げや検査手数料の改定が重なる年です。
この記事では、埼玉・川口・草加で軽自動車を販売し、車検のコバック加盟店として車検も行っているソーサンが、軽自動車の車検費用を整理します。
このセクションの要点
・軽自動車の車検費用は、総額でおよそ4〜8万円が目安だ。
・うち法定費用は約2.6〜2.7万円で、どこで受けても変わらない。差がつくのは基本料金と整備費用だ。
・2026年11月1日以降に始まる自賠責保険の契約は、軽自動車の24か月で1,120円上がる。
結論を先にまとめる。軽自動車の車検費用は、次の3つの合計で決まる。
・法定費用:重量税・自賠責保険料・検査手数料の合計で約2.6〜2.7万円。どこで受けても同じ金額だ。
・車検基本料金:点検や手続きの代行にかかる費用で、依頼先によって1万円台から4万円前後まで差がある。
・整備費用・部品代:車の状態で決まり、ほぼ0円の車もあれば数万円かかる車もある。
この合計が、多くの軽自動車でおよそ4〜8万円に収まる。初めての車検で消耗品の交換が少なければ4万円台、年式が古く部品交換が重なれば10万円を超えることもある。
2026年は車検費用にかかわる変更が2つある。4月に検査手数料が改定され、11月1日からは自賠責保険料が13年ぶりに値上げされる。また、初度検査から13年を超えた車は重量税が上がる。以下、内訳と年数ごとの目安、費用を抑える方法を順に説明する。
▶ 13年目の車検が近い方へ。
川口・草加の300台以上から、初度検査が新しい軽自動車の在庫を見る
車検を通すか乗り換えるか迷ったときの比較材料としてご覧ください。
このセクションの要点
・法定費用は約2.6〜2.7万円で全国共通。重量税、自賠責保険料、検査手数料の3つからなる。
・基本料金は依頼先で、整備費用は車の状態で金額が変わる。
車検の見積書は項目が多く見えるが、中身は3つに分けると理解しやすい。金額が決まっているもの、お店が決めるもの、車の状態で決まるものだ。
◆法定費用(どこで受けても同じ)
法定費用は、法律で金額が決められている費用で、ディーラーでもカー用品店でも同じ額になる。2026年10月時点の軽自動車の法定費用は次のとおりだ。
・自動車重量税(2年分):6,600円(エコカー減税の対象外で、初度検査から13年未満の車)
・自賠責保険料(24か月):17,540円(2026年11月1日以降に始まる契約は18,660円)
・検査手数料(印紙代):指定整備工場で受ける場合は2,100円、持ち込みで受ける場合は2,500円
指定整備工場で受けた場合の合計は、2026年10月までに始まる自賠責なら26,240円、11月1日以降に始まる自賠責なら27,360円だ。これが「法定費用は約2.6〜2.7万円」の中身だ。車検の見積もりが安すぎると感じたときは、法定費用が含まれているかを最初に確認するとよい。
◆車検基本料金(依頼先で差がつく)
車検基本料金は、24か月点検、検査ラインでの検査、書類作成や手続きの代行にかかる費用だ。依頼先が自由に決められるため、もっとも差が出やすい。安い店では1万円台、ディーラーでは3〜4万円前後になることが多い。金額だけでなく、点検の項目数や代車の有無、割引の条件まで含めて比べるのがコツだ。
◆整備費用・部品代(車の状態で差がつく)
点検で交換や修理が必要と判断された場合にかかるのが整備費用と部品代だ。軽自動車の車検で追加になりやすいのは、エンジンオイルとオイルフィルター、ブレーキパッド、ワイパーゴム、バッテリー、タイヤ、発煙筒などだ。ブレーキまわりやタイヤは保安基準に関わるため、減っていれば交換しないと車検に通らない。一方で、ワイパーゴムやオイルのように「交換を勧められるが、必須ではない」ものもある。
◆見積書で最初に確認したい3つのポイント
見積書を受け取ったら、まず3つを確認すると比較がしやすくなる。1つ目は、法定費用が含まれた総額かどうか。広告の「車検基本料金〇〇円」は法定費用を含まないことが多く、総額で比べないと安く見えてしまう。2つ目は、整備の項目が「必須」と「おすすめ」に分かれているか。3つ目は、代車や引き取り・納車の費用が別料金かどうかだ。この3つをそろえてから比べれば、依頼先ごとの本当の差が見えてくる。
◆重量税は年式で上がる
法定費用のうち、年式で変わるのが重量税だ。初度検査から13年を経過すると2年分8,200円、18年を経過すると8,800円に上がる。反対に、燃費性能が基準を満たすエコカー減税の対象車は安くなる。毎年払う軽自動車税も13年を超えると上がるため、税金の全体像は「軽自動車の税金はいくら?」の記事で詳しく説明している。
このセクションの要点
・自賠責保険料は2026年11月1日から値上げ。軽自動車の24か月は17,540円から18,660円になる。
・検査手数料は2026年4月1日に改定された。
・保険料は契約が始まる日(始期)で決まる。早めに車検を受けても、始期が11月以降なら新料金だ。
2026年は、車検の法定費用が2回動く年だ。ネット上の車検費用の記事には、改定前の金額のままのものも多いため、最新の数字を押さえておきたい。
◆自賠責保険料は2026年11月1日から値上げ
自賠責保険料は、2026年11月1日以降に始まる契約から、全車種平均で6.2%引き上げられる。値上げは13年ぶりだ。軽自動車の場合、車検で一般的な24か月契約は17,540円から18,660円へ1,120円上がり、25か月契約は18,040円から19,170円になる。
注意したいのは、保険料が「車検を受けた日」ではなく、保険期間が始まる日(始期)で決まる点だ。車検では、今の自賠責が切れる日から次の契約を始めるのが一般的なため、満了日が11月以降の車は、10月に車検を受けても新しい保険料になることが多い。見積書の自賠責保険料がどちらの料金で計算されているかは、車検を受けるお店で確認できる。
◆検査手数料は2026年4月1日に改定
車検のときに軽自動車検査協会へ納める検査手数料(印紙代)も、2026年4月1日に改定された。指定整備工場の保安基準適合証を使って窓口で申請する場合は2,100円、持ち込みで検査を受ける場合は2,500円、指定整備工場が電子申請(OSS)で手続きする場合は1,850円だ。依頼先によって見積書の金額がわずかに違うのは、この申請方法の違いによる。
◆車検は満了日の2か月前から受けられる
2025年4月から、車検は有効期間の満了日の2か月前から受けられるようになった。以前は1か月前からだったため、それより早く受けると次の有効期間が短くなっていた。今は2か月前までなら、早めに受けても次の満了日は変わらない。混み合う時期を避けて、余裕を持って見積もりを比べられるのが大きな利点だ。
このセクションの要点
・初回(3年目)の車検は法定費用と基本料金が中心で、4万円台に収まりやすい。
・5年目・7年目は消耗品の交換が重なり始め、5〜7万円台になりやすい。
・13年目以降は重量税が上がり、整備費も増えて8万円以上になることが多い。
車検費用の差は、法定費用よりも整備費用で生まれる。そして整備費用は、車の年数と走った距離に大きく左右される。ここでは、ソーサンの整備現場の感覚をもとに、年数ごとの目安を示す。金額は車の状態で変わるため、あくまで目安として読んでほしい。
◆3年目(初回)の車検|法定費用中心で最も安く済みやすい
新車や未使用車の最初の車検は、登録から3年後にやってくる。走行距離が3万km前後までなら、交換が必要な部品はオイルやワイパーゴム程度で済むことが多い。法定費用約2.6〜2.7万円に基本料金を足して、総額4万円台に収まるケースが多い。
◆5年目・7年目の車検|消耗品の交換が重なり始める
5年目・7年目になると、バッテリー、タイヤ、ブレーキパッドなどの交換時期が重なり始める。特にタイヤは4本で数万円かかるため、車検費用が一気に上がる原因になりやすい。総額は5〜7万円台がひとつの目安だ。見積もりで高くなったと感じたら、どの部品が費用を押し上げているかを確認するとよい。
◆13年目以降の車検|重量税が上がり、ゴム部品の整備が増える
初度検査から13年を超えると、重量税が6,600円から8,200円に上がる。加えて、ブーツ類やホースなどのゴム部品、足まわりの部品が劣化し、交換が必要になりやすい。オイル漏れや足まわりの修理が重なると、総額が10万円を超えることもある。このあたりが、車検を通すか乗り換えるかを考え始める時期だ。
◆走行距離が多い車で費用が増えやすい理由
年数が同じでも、年間1万kmを超えて走る車はブレーキやタイヤの減りが早く、エンジンまわりの消耗も進む。埼玉県南部のように、通勤や送迎で毎日車を使う地域では、5年目の車検でも走行距離が5万kmを超えている車は珍しくない。車検費用を予想するときは、年数と走行距離の両方を見ることが大切だ。
このセクションの要点
・依頼先で変わるのは基本料金と、どこまで整備するかの考え方だ。法定費用は変わらない。
・安さだけでなく、整備の範囲と説明のわかりやすさで選ぶと失敗しにくい。
車検はどこで受けても法定費用は同じだが、基本料金と整備の考え方は依頼先によって大きく違う。代表的な4つの依頼先の特徴をまとめる。
◆ディーラー|純正部品と予防整備で高めになりやすい
ディーラーはメーカーの純正部品を使い、次の車検までに壊れそうな部品も早めに交換する「予防整備」が基本だ。安心感は高いが、そのぶん総額は高めになりやすい。新車保証の期間中や、メーカーのリコール対応も一緒に受けたい方には向いている。
◆車検専門店・整備工場|基本料金が明確で、必要な整備を選びやすい
車検専門店や地域の整備工場は、基本料金を明示し、整備を「必須」と「おすすめ」に分けて提案するところが多い。国家資格を持つ整備士が点検し、説明を聞いたうえで交換する部品を選べるため、費用と安心のバランスを取りやすい。
◆カー用品店・ガソリンスタンド|手軽だが、整備の範囲を確認する
買い物や給油のついでに申し込める手軽さが強みだ。基本料金は比較的安いが、店舗によって整備の範囲や、検査を自社で行うか外部に出すかが異なる。見積もりの段階で、どこまで点検してくれるのかを確認しておくと安心だ。
◆ユーザー車検|最安だが、点検と整備は自分の責任になる
ユーザー車検は、自分で軽自動車検査協会に車を持ち込んで検査を受ける方法だ。基本料金がかからないため、法定費用だけで済む。ただし、車検に通ることと、次の2年間安全に走れることは別の話だ。点検や整備を自分で行う知識がない場合は、あとで大きな修理費がかかることもある。
◆どの依頼先でも確認しておきたいこと
どこに頼む場合でも、確認しておきたい点は共通している。点検した結果を、交換前の部品や写真で見せてもらえるか。追加の整備が必要になったとき、作業の前に連絡をもらえるか。車検後に不具合が出たとき、どこまで無料で対応してもらえるか。この3点を最初に聞いておくと、依頼先の姿勢がよくわかる。説明を丁寧にしてくれるお店は、費用の内訳にも納得しやすい。
このセクションの要点
・見積もりは「今すぐ必要な整備」と「次回でもよい整備」に分けてもらう。
・車検費用が10万円を超えそうなら、乗り換えの費用と比べてみる。
・未使用車なら最初の車検は登録から3年後で、法定費用中心で済みやすい。
ここでは、車検のコバック加盟店として日々車検を受けている整備の現場から、費用を抑えるための考え方をお伝えします。
◆見積もりは「今すぐ必要」と「次回でもよい」に分けてもらう
車検の見積もりには、車検に通すために必要な整備と、交換をおすすめする整備が混ざっています。「どれが今回必須で、どれが次の点検まで様子を見てもよいか」を聞くだけで、見積もりが数万円変わることもあります。整備士に遠慮せず、理由と優先順位を聞いてみてください。
◆早めに予約して、満了日の2か月前から受ける
満了日の直前になると、予約が取りにくくなり、急ぎの対応で選択肢が減ります。早割を設けているお店も多いため、2か月前を目安に見積もりを取ると、比べる時間も割引も確保できます。2026年は自賠責保険料の改定をまたぐため、見積書の保険料が新旧どちらの料金かも確認しておきましょう。
◆車検費用が10万円を超えそうなら、乗り換えと比べる
13年目以降の車検で10万円を超える見積もりが出た場合、店頭では「このまま乗り続けるべきか」という相談をよくいただきます。判断の目安は、次の2年間でかかる費用の合計です。車検費用に加えて、上がった重量税と軽自動車税、次の2年で交換が見込まれる部品代を足し、乗り換えた場合の費用と比べます。まだ大きな不具合がなく、あと2年乗る予定がはっきりしているなら、車検を通すのも十分に合理的な選択です。
◆届出済未使用車なら、最初の車検は登録から3年後
乗り換えを考える場合、未使用車は選択肢のひとつになります。軽自動車の新車は最初の車検が3年後で、未使用車もこの3年を引き継ぎます。最初の車検は法定費用中心で済みやすく、重量税が上がる13年目までも長く乗れます。法律上は中古車の扱いになるため、車両価格を新車より抑えやすいのも特徴です。ソーサンでは大量仕入れとオークションを通さない直接仕入れで、仕入れのコストを抑えています。
なお、未使用車は届け出をした日から車検の期間が始まっているため、購入時点で数か月が経過していることがあります。車検証の有効期間の満了日は、購入前に確認しておきましょう。
◆車検後の2年間にかかる費用もあわせて考える
車検費用だけを見て判断すると、車検のあとに思わぬ出費が続くことがあります。次の車検までの2年間には、軽自動車税が2回、オイル交換が数回、場合によってはタイヤやバッテリーの交換も入ります。任意保険の更新も毎年あります。車検の見積もりをもらったら、「この2年でほかに何にお金がかかりそうか」を整備士に聞いておくと、家計の見通しが立てやすくなります。
▶ 最初の車検まで長く乗れる未使用車の在庫を見る(300台以上)
このセクションの要点
・最低額、値上げ前の受け方、13年超の車、支払い方法、未使用車の車検時期をまとめた。
・法定費用はどこでも同じで、差がつくのは基本料金と整備費用だ。
Q1. 軽自動車の車検は、最低いくらで受けられますか?
A. 自分で検査を受けるユーザー車検なら、法定費用だけで済みます。持ち込みの検査手数料2,500円の場合、2026年11月1日以降に始まる自賠責なら約2.8万円です。お店に依頼する場合は、法定費用に基本料金が加わり、整備が少なければ総額4万円前後からが目安です。
Q2. 11月の自賠責値上げの前に車検を受けたほうが得ですか?
A. 必ずしも安くなるとは限りません。自賠責保険料は保険期間が始まる日で決まり、車検では今の自賠責が切れる日から次の契約を始めるのが一般的です。満了日が11月以降の車は、10月に車検を受けても新料金になることが多いため、早めに受けるかどうかは保険料より、予約の取りやすさや整備の都合で決めるのがおすすめです。
Q3. 13年を超えた軽自動車は、車検費用がどれくらい上がりますか?
A. 法定費用では、重量税が6,600円から8,200円に上がり、1,600円の増加です。18年を超えると8,800円になります。実際には、ゴム部品や足まわりの交換が増えやすく、整備費用の増加のほうが大きくなることが多いです。
Q4. 車検費用はクレジットカードや分割で払えますか?
A. 基本料金や整備費用は、多くのお店でクレジットカードに対応しています。一方、重量税や自賠責保険料などの法定費用は、お店によっては現金払いに限っている場合があります。支払い方法は予約の段階で確認しておくと安心です。
Q5. 未使用車を買った場合、最初の車検はいつですか?
A. 届け出をした日から3年後です。購入時点で届け出から数か月たっていることがあるため、車検証の有効期間の満了日を確認してください。川口市や草加市のソーサンでは、購入時に満了日と最初の車検の目安もお伝えしています。
このセクションの要点
・車検、鈑金、保険、乗り換えの相談を同じ場所でできる。
・4号草加インター店は草加ICから約1分、川口122号店は南鳩ヶ谷駅から徒歩約8分です。
車検費用は、今の車の状態や、あと何年乗るかによって「高いか安いか」の判断が変わります。車検を通すか乗り換えるかで迷ったときは、両方の費用を同じ場所で比べられると判断しやすくなります。
ソーサンは、埼玉県の川口市と草加市で、届出済未使用車を中心に300台以上の軽自動車をそろえている販売店です。車検のコバック加盟店として国家資格整備士が点検を行い、鈑金のモドーリーも併設しているため、車検で見つかった傷やへこみもその場で相談できます。保険代理店でもあるため、自賠責と任意保険の見直しもまとめて確認できます。
4号草加インター店は、東京外環自動車道の草加ICから約1分、国道4号沿いにあります。越谷市からは国道4号を南下して約15分、足立区からも車で約15〜30分です。コーナン草加松原店から徒歩約3分の場所にあるため、週末の買い物のついでに立ち寄る方もいます。川口122号店は国道122号沿いで、埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅から徒歩約8分です。
車検の見積もりを持って来ていただければ、同じ予算で乗り換えた場合と比べながらご説明します。
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