このセクションの要点
・荷室の高さを使いたいならエブリイ、低い床で積み降ろしを楽にしたいならハイゼット
・届出済未使用車の総額は、ハイゼットが114.9万円、新型エブリイが138.9万円
・黒ナンバーの取得を考えているなら、申請と保険まで相談できる店で買うほうが早い
軽バンを仕事で使うと決めたとき、最後に残る選択肢はたいていこの2台になる。スズキ・エブリイと、ダイハツ・ハイゼットカーゴだ。埼玉県川口市・草加市で両方を仕入れて売っている立場から、先に結論を出す。
「高さのある荷物を立てたまま積みたい」
「脚立や資材を積むことが多い」
という使い方ならエブリイが向く。
逆に、
「重い荷物を1日に何十回も出し入れする」
「腰への負担を減らしたい」
という使い方ならハイゼットカーゴのほうが楽だ。
どちらが優れているかではなく、荷物の性質で決まる。
価格でいうと、ソーサンの届出済未使用車で、ハイゼットカーゴが総額114.9万円、新型エブリイが総額138.9万円だ。いずれも税込・諸費用込みの乗り出し総額である。この24万円の差はグレードと装備の違いによるもので、車格の差ではない。
そしてもう1つ。これから軽貨物で開業する、黒ナンバーを取るという方は、車選びと同じくらい「どこで買うか」が効いてくる。理由は後半で詳しく書く。
川口・草加に、今ある軽バンの在庫を見る(軽自動車300台以上)
このセクションの要点
・全長3,395mm・全幅1,475mmは軽自動車の規格上、両車とも同じ
・違いが出るのは荷室の高さ、床の低さ、開口部の形
・カタログの数字より、自分の荷物を積んだときの実感で選ぶ
外寸は同じ。差が出るのは中身
まず前提として、軽自動車は規格で寸法が決まっている。全長3,395mm以内、全幅1,475mm以内。エブリイもハイゼットカーゴも、この数字はまったく同じだ。だからカタログの外寸を見比べても意味がない。
差が出るのは中身である。荷室の高さ、床面の地上高、開口部の形状。この3つで、同じ外寸でも積める荷物がまるで変わる。
エブリイは「高さ」で選ばれている
エブリイの強みは荷室の高さと、バックドアの開口部の高さだ。高さのある荷物を立てたまま積めるので、脚立、コンテナの多段積み、長尺の資材といった荷物に強い。
川口の店頭でエブリイを選ぶ方に多いのが、建設業や内装業の職人さんだ。「屈まずに積める」「立てたまま入る」という点を最優先にする方は、ほぼエブリイを選んでいかれる。
ハイゼットカーゴは「床の低さ」で選ばれている
ハイゼットカーゴの強みは、床面の地上高が低いことと、開口部が広いことだ。重い荷物を持ち上げる高さが数センチ下がるだけで、1日100回の積み降ろしでは腰への負担がまったく変わる。
また助手席を前に倒す機構があり、長いものを斜めに積むこともできる。カーペットや建材のように長さのあるものを扱う業種では、この機構が効く。
カタログではなく、自分の荷物で判断する
ここが最も伝えたいことだ。荷室の数値を並べて比較しても、実際に積むのは自分の荷物である。川口122号店・4号草加インター店では、実際に使う道具やコンテナを持ってきて、その場で積んで確かめていかれる方が多い。
それが一番確実だ。数字で迷っている時間より、1回積んでみるほうが早く決まる。
このセクションの要点
・軽バンは1日の大半を車内で過ごすため、収納と座り心地の差が効く
・エブリイは小物収納の配置、ハイゼットは運転席まわりの整理のしやすさに特徴
・エアコンの効き、シートの調整幅も試乗で確認したほうがいい
1日8時間以上、この座席に座る
配送や営業で軽バンを使う方は、1日のうち6時間から8時間をこの車内で過ごす。だからこそ、荷室だけで決めると後悔する。運転席まわりは必ず座って確認してほしい。
両車とも、運転席まわりに小物収納が豊富に配置されている。伝票を置く場所、スマートフォンを固定する場所、飲み物を置く場所。どれも毎日使うものなので、自分の使い方に合っているかは実車で確かめるしかない。
見落としやすいポイントを3つ
1つ目はシートの調整幅だ。身長のある方は、軽バンの運転席で足が窮屈に感じることがある。シートを最後端まで下げた状態で座ってみてほしい。
2つ目はエアコンの効き方だ。夏場に荷物を出し入れするため、ドアの開閉が頻繁になる。エアコンの復帰の速さは、実際に乗ってみないと分からない。
3つ目は乗り降りのしやすさだ。1日に何十回も乗り降りするので、ステップの高さとドアの開く角度が効いてくる。特に膝や腰に不安のある方は、ここを最優先にしたほうがいい。
乗り心地については正直に書いておく
軽バンは貨物車なので、乗用の軽自動車と比べると乗り心地は硬い。荷物を積むことを前提にサスペンションが設計されているため、空荷のときは路面の段差を拾いやすい。これはエブリイもハイゼットカーゴも共通する性格だ。
乗用の軽自動車から乗り換える方は、最初にここで戸惑うことが多い。ただし荷物を積んだ状態では落ち着くので、仕事で使う分には問題にならない。家族も乗せる、休日はレジャーにも使う、という併用を考えている方は、この点を試乗で確認してから決めたほうがいい。
試乗は10分より、30分をおすすめする
軽バンの試乗は、駐車場を1周して終わり、ではもったいない。国道122号や国道4号の流れに乗って、実際の通行環境で走ってみてほしい。仕事で使う道と同じ条件で確認するのが一番確実だ。
このセクションの要点
・土木・建設系はエブリイ、配送・運送系はハイゼットを選ぶ傾向がある
・法人契約と個人事業主で、選び方の重点が異なる
・これは川口・草加の店頭で実際に見ている傾向であり、絶対の法則ではない
土木・建設系|高さ優先でエブリイが多い
埼玉県南部は建設・内装の事業者が多い地域で、川口122号店には土木系のお客様が日常的に来られる。この層で選ばれやすいのはエブリイだ。
理由ははっきりしている。脚立、単管、コンプレッサーなど、高さのある道具を立てたまま積みたいからだ。現場に着いてすぐ降ろせる積み方ができるかどうかが、作業効率に直結する。
運送・配送系|床の低さでハイゼットが多い
一方、宅配や定期便など、1日に何十軒も回る使い方をされる方はハイゼットカーゴを選ぶことが多い。1回あたり数センチの差でも、100回繰り返せば体への負担がまったく違うからだ。
このタイプのお客様は、購入時に走行距離や年式よりも、床の高さと開口部の広さを最初に確認される。プロの目線は、カタログの順序とは違う。
足立区・北千住方面から買いに来る方が多い理由
軽貨物で仕事をされている方は、東京都内に配送エリアを持ちながら、車は埼玉で買うというケースが多い。特に足立区、北千住、西新井あたりからのご来店は日常的にある。
理由は2つある。1つは駐車場の確保だ。事業用の車を停める場所を都内で借りると、月極の費用が埼玉県南部とは大きく違う。もう1つは整備先の確保である。仕事で毎日走る車は、整備で通う回数も増える。国道122号を北上して荒川を渡ればすぐという距離感は、通い続ける前提で考えると現実的だ。
越谷市や三郷市方面の方は、外環道を使って草加インターで降りれば4号草加インター店が近い。どちらの店舗も幹線道路沿いなので、仕事帰りにそのまま寄っていかれる方が多い。
法人と個人事業主で、判断の重点が変わる
法人でまとめて導入される場合は、車両の統一性と維持費の見通しを重視される。同じ車種で揃えたほうが整備の管理がしやすく、部品の手配も早いためだ。
一方、個人事業主の方は初期費用を最も気にされる。総額114.9万円のハイゼットカーゴは、開業時の資金を抑えたい方にとって現実的な選択肢になる。
どちらの場合も、埼玉・川口・草加の店頭で、実際の用途をうかがったうえで車種をご提案している。決まっていない状態で来ていただいて構わない。
\こちらからご予約を/
このセクションの要点
・黒ナンバーは貨物軽自動車運送事業の届出をして初めて取得できる
・ソーサンでは車両の購入と同時に、申請の手続きと任意保険までまとめて対応している
・初めて開業する方が最もつまずくのは、車選びではなく手続きと保険
黒ナンバーとは何か
軽貨物運送で仕事をするには、黒地に黄色文字のナンバープレート、いわゆる黒ナンバーが必要になる。これは事業用自動車のナンバーで、自家用の黄色ナンバーのままでは、報酬をもらって荷物を運ぶことができない。
黒ナンバーを取得するには、運輸支局へ貨物軽自動車運送事業の経営届出を行い、運賃料金の設定届出を出し、事業用自動車等連絡書を受け取ったうえで、軽自動車検査協会で登録手続きをする必要がある。書類の名前だけで、最初の方はまず戸惑う。
初めての方がつまずくのは、車ではなく手続きと保険
これから軽貨物で開業する方のご相談を受けていて、毎回感じることがある。皆さん車のことは調べてきているのに、手続きと保険で止まっている。
特に保険だ。黒ナンバーは事業用扱いになるため、自家用の任意保険をそのまま使えない。事業用の任意保険に入り直す必要があり、保険料も自家用より高くなる。この見通しを立てないまま車を買ってしまうと、開業の直前で資金計画が崩れる。
開業日から逆算して、車の手配を始める
黒ナンバーの取得は、書類が揃っていれば手続き自体はそれほど時間がかからない。問題になるのは、車の手配が間に合うかどうかだ。
新車を発注すると納車まで1~2ヶ月かかる。この間は開業できない。一方、届出済未使用車なら書類が揃えば最短3日で乗り出せるので、黒ナンバーの手続きと並行して進められる。開業日が決まっている方が未使用車を選ぶのは、この理由が大きい。
相談に来られる段階で開業予定日が決まっているなら、そこから逆算して進め方をご提案する。いつまでに何を用意すればいいかが見えていれば、慌てずに済む。
ソーサンでは、車と手続きと保険をまとめて進められる
ソーサンは保険代理店を兼ねているため、車両の購入、黒ナンバーの申請手続き、そして事業用の任意保険加入までを、同じ窓口で進めることができる。
車は販売店、申請は行政書士、保険は別の代理店、と分かれていると、それぞれの進捗を自分で管理しなければならない。1つ遅れれば開業日がずれる。ソーサンで買えば、この管理をこちらで引き受けられる。
初めて黒ナンバーを取る方のご相談も日常的に受けている。何から手をつければいいか分からない、という状態で来ていただいて構わない。手続きの順序から一緒に組み立てる。
このセクションの要点
・ハイゼットカーゴが総額114.9万円、新型エブリイが総額138.9万円
・いずれも税込・諸費用込み。後から登録費用が上乗せされることはない
・走行距離は数十km以内で、メーカー保証も継承できる
届出済未使用車という買い方
ソーサンは川口・草加の2店舗で軽自動車を300台以上そろえており、その中に軽バンも常時並んでいる。扱っているのは届出済未使用車だ。ナンバーの届出だけが済んでいて、誰も所有せず、公道をほとんど走っていない車のことを指す。新古車と呼ばれることもある。書類の上では中古車の扱いになるが、走った距離は数十km以内におさまる。
仕事で使う車をこの買い方で手に入れる利点は2つある。1つは価格。新車より20~50万円ほど安い。もう1つは納期だ。新車は発注から1~2ヶ月かかるが、未使用車は書類が揃えば最短3日で乗り出せる。開業日が決まっている方にとって、この差は大きい。
2台の総額と、24万円差の中身
ダイハツ・ハイゼットカーゴが総額114.9万円、スズキ・新型エブリイが総額138.9万円。いずれも税込・諸費用込みで、この金額に後から登録費用や税金が乗ることはない。
24万円の差は、グレードと装備の違いによるものだ。車格の差ではない。同じグレード帯で揃えれば差は縮まるし、逆にエブリイでも装備を絞れば価格は下がる。総額だけで判断せず、どの装備が仕事に必要かを先に決めたほうがいい。
たとえば、パワーウインドウやキーレスが必要か。荷室の内張りが要るか。これらは後から付けると割高になるものと、簡単に追加できるものがある。店頭で1台ごとに確認していただくのが確実だ。
車両価格だけでなく、維持費も比べておく
軽バンは4ナンバー、つまり貨物車として登録される。乗用の軽自動車とは税金の区分が変わるので、ここも押さえておきたい。
軽自動車税(種別割)は、自家用の貨物車で年5,000円、事業用の貨物車、つまり黒ナンバーで年3,800円になる。乗用の軽自動車が年10,800円であることを考えると、軽バンは税金の面で有利だ。黒ナンバーを取れば、さらに下がる。
一方で、仕事で使う軽バンは年間走行距離が伸びる。年3万kmを超える方も珍しくない。その分オイル交換やタイヤ交換の頻度が上がるので、購入時の価格差だけでなく、この維持費まで含めて考えたほうが実態に合う。
走行距離・保証・車検残りの3点は必ず確認する
仕事で使う車だからこそ、この3つは購入前に確認してほしい。走行距離は数十km以内か。メーカー保証は保証継承の手続きで受けられるか。そして初回車検までの残り期間はどれだけあるか。
保証継承の手続きはソーサンで行うので、お客様が別途ディーラーへ出向く必要はない。車検の残り期間については、届出済みである関係で、新車で買う場合より数ヶ月短くなる。この点は正直にお伝えしている。
実車ごとの総額と装備の違いは、川口・草加の在庫一覧で確認できる。
このセクションの要点
・ソーサンは陸運局の指定工場で、車検を店舗内で完結できる
・鈑金のモドーリーを併設。ぶつけた翌日に相談できる
・仕事の車は止まると収入が止まる。復旧の速さが最も重要
指定工場だから、車検で車を長く預けなくていい
ソーサンは陸運局の指定工場の資格を保有している。これは民間車検場とも呼ばれるもので、車検の検査を店舗内で完了できる資格だ。認証工場との違いは、車を陸運局へ持ち込む必要がないことである。
仕事で軽バンを使っている方にとって、この差は収入に直結する。車検で数日預けるのと、その日のうちに戻ってくるのとでは、稼働できない日数が変わるからだ。整備士と検査員が常駐しているので、点検から検査まで同じ場所で進む。
ぶつけた翌日に相談できる
配送で毎日走っていれば、擦る、ぶつけるは避けられない。ソーサンは鈑金修理のモドーリーを併設しているので、この相談を別の工場に持ち込む必要がない。
特に黒ナンバーで営業している方は、車体に傷があること自体が仕事の印象に関わる。近くに直せる場所があるかどうかは、後になって効いてくる。
オイル交換からタイヤまで、同じ窓口で
軽バンは走行距離が伸びるのが早い。年間3万km以上走る方も珍しくない。その分、オイル交換もタイヤ交換も頻度が上がる。
購入した店でそのまま整備を受けられると、車の履歴が1箇所に残る。次にどこを見るべきかが整備士側で把握できているので、点検も早く済む。買った後の窓口が1つで済むことの価値は、乗り始めてから分かってくる。
Q1. エブリイとハイゼット、結局どちらが長持ちしますか?
A. どちらも商用車として設計されているため、耐久性に大きな差はありません。10万km、20万kmと走る方が普通です。長持ちするかどうかを分けるのは車種ではなく、オイル交換と点検をきちんと続けているかです。ソーサンは指定工場なので、購入後の整備も同じ店舗で受けられます。
Q2. 黒ナンバーの申請は自分でやらないといけませんか?
A. ご自身で運輸支局へ届出をすることも可能ですが、ソーサンでは車両の購入とあわせて申請の手続きをお手伝いしています。事業用の任意保険も同じ窓口でご案内できます。初めて黒ナンバーを取る方から、何から始めればいいか分からないというご相談を日常的に受けていますので、その状態でご来店いただいて構いません。
Q3. 軽バンの未使用車は、乗用の軽自動車と保証は違いますか?
A. メーカー保証の考え方は同じで、保証継承の手続きにより初回届出日を起点に受けられます。ただし商用車は一般保証の期間が乗用車と異なる場合があるため、購入時に車種ごとの保証内容をご確認ください。手続きはソーサンで行います。
Q4. 法人名義で、複数台まとめて購入できますか?
A. 可能です。埼玉県内の法人様から複数台のご注文をいただくことがあります。車種を揃えたほうが整備の管理がしやすく、部品の手配も早くなるため、同一車種でのご提案をすることが多いです。台数と納期のご希望をお聞かせいただければ、在庫状況を踏まえてご案内します。
Q5. 埼玉県外に住んでいますが、購入できますか?
A. ご購入いただけます。東京都足立区や北区からのご来店は日常的にあり、国道122号を北上して荒川を渡ればすぐ川口122号店です。越谷市や三郷市方面からは、外環道の草加インターで降りて4号草加インター店が近くなります。車庫証明はお住まいの地域での申請が必要ですが、書類はこちらでご案内します。
川口122号店は埼玉県川口市朝日2丁目27-16。国道122号線沿い、南鳩ヶ谷駅から徒歩7分の立地だ。4号草加インター店は埼玉県草加市北谷1-26-36。国道4号線草加バイパス沿いで、旧松原団地の向かいにある。営業時間はどちらも10時から19時、定休日は毎週水曜日と月2回の木曜日だ。
埼玉県川口市・草加市は、東京への配送拠点として軽貨物の事業者が多い地域だ。ソーサンに軽バンのご相談が集まるのも、この立地によるところが大きい。同じ悩みを持つ方を毎週お迎えしているので、業種を伝えていただければ、どちらの車種が合うかはその場で見当がつく。
軽バンは、カタログを見比べても決まらない車だ。自分の荷物を積んで、自分の道を走ってみないと分からない。実際に道具を持ってきて積み比べていかれる方が多いのは、それが一番確実だからである。
実車を見て決めたい方は、来店予約はこちらから(所要1分)。
(ご予約・ご来店の方に、ささやかですがマックカードをお渡ししています)
\こちらからご予約を/